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お知らせ

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中部電力・安倍川水力発電所を見学してきました|再生可能エネルギーの現場から学ぶ

  • s-miraienergy
  • 7月22日
  • 読了時間: 2分

こんにちは。今回は、2025年4月に運転を開始したばかりの「中部電力 安倍川水力発電所」を見学させていただきました。前日までの大雨が嘘のように、当日は雨も止み、曇り空ではありましたが、なんとか天気も持ちこたえてくれました。おかげで、無事に見学を行うことができました。


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迫力ある水力発電設備

安倍川水力発電所の最大出力は7,830kW、最大使用水量は毎秒7.00㎥。水力発電所としては「中規模」に分類されるそうですが、実際に目の前で見ると、そのスケールと迫力に圧倒されました。山の斜面に設けられた導管や水車の存在感は、まさに“自然と技術の融合”という印象でした。


導水路トンネルは驚きの4.8km

特に驚いたのが、取水口から発電所までの導水路トンネル。なんと全長4.8kmにもおよびます。こうした大規模なインフラを整備できるのは、やはり中部電力のような大手エネルギー企業ならではだと感じました。


クリーンエネルギーとしての水力発電

水力発電は、太陽光発電と同じく再生可能エネルギーの一種で、発電時にCO2を排出しないことが特徴です。安倍川水力発電所では、年間で約1.7万トンのCO2削減効果があるとされています。

この1.7万トンという数字、実は乗用車約3,600台分の年間排出量に相当します(※一般的なガソリン車1台あたり約4.7t/年と仮定)。それだけの量のCO2を削減できるというのは、本当に素晴らしいですね。


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太陽光との違いも

水力発電のもう一つの魅力は、「発電の安定性」。太陽光と違って天候や昼夜の影響を受けにくく、電気の供給量を調整しやすいという利点があります。災害時のバックアップ電源としても期待されています。


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今回の見学を通じて、私たち自身も「小水力発電」というテーマに改めて関心を持ちました。太陽光発電に加え、こうしたクリーンエネルギーを多角的に学ぶことは、これからの環境教育にもつながると実感しています。

安倍川水力発電所の詳細については、中部電力公式サイトのプレスリリースをご覧ください。

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